放射線科、検査科
医師の指示に基づいて、皆様のお身体に必要な検査を実施します。
検査の種類と説明
MRI検査
MRI検査とは、核磁気共鳴現象を用いて全身の様々な部位を撮影する検査です。CT検査やレントゲン検査のように、放射線を使わないので被ばくの恐れはありません。
当院では、以下のような検査を行っています。
MRA検査 | 頭部や頚部、大腿部などの血管像を撮影する検査です。CT造影検査にくらべて、造影剤を使わないため患者様の体への負担が少なくすむ検査です。 |
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VSRAD検査 | MRI画像を専用のソフトウェアで解析を行います。この検査では脳の萎縮の度合いを見ることができ、早期アルツハイマー型認知症の診断に役立ちます。 |
造影MRI検査 | 造影剤という薬を体内に注入し、小さな病変や正常な組織に見える病変を明瞭に映し出し、撮影する検査です。 |
CT検査
CT検査とは、放射線を用いて全身の様々な部位を撮影する検査です。MRI検査と比べ短い撮影時間で検査を行うことができます。
また、当院導入のCTは最新の技術を用いており、従来型のCTとくらべ より早い時間で撮影することができ、被ばくを最大1/4程度に減らすことができます。当院では、以下のような検査を行っています。
3DCTA検査 | 造影剤を使用して検査を行い、その後解析を行うことで血管を三次元(3D)で見ることのできる検査です。MRA検査と比べてより正確に血管の狭窄や動脈瘤、血管の奇形などを診断することができます。 |
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超音波検査
超音波を対象物に当ててその反響を映像化することで、対象物の内部の状態を非破壊的に調査することのできる画像検査法の一種です。 当院では、無症候性頚動脈病変の早期発見に日々努力しています。
認知機能検査(ADAS-Jcog.)
認知機能を評価して数値化します。認知症の重症度や再検査することにより進行の具合がわかります。
その他に、レントゲン、心電図、脳波、動脈硬化、骨密度の検査を行っております。